Desktop4とProの比較

Setting ダイアログ

HQPlayer4Proは多彩なフィルター群を使用した、プロフェッショナルユーザーの録音、ファイルコンバートに主眼を置き、開発されているための入力側のフィルターの選択と入力デバイスの設定がメインとなります。リアルタイムコンバートにはCPU能力が求められます。
Proでは、4~6CoreのマルチコアCPUに最適化されています。また、iCAT MsHD-Vegas5 Pro版HQPlayer4 Proは、そのOSとともにチューニングが施され、RealTime OSの低レイテンシー、録音時のタスクマネージメント、8コア、16スレッド対応やALSA Inputのチューニングなど最高の録音品質を提供します。

●アナログ入力は最大768KHz可能でデジタル入力は192KHzに設定されています。デジタルはAES,TOSLINK,Coaxialなど使用するA/Dコンバーターに依存し、Ch. Offset で入力先の選択が可能です。
●Windows版はWinodwsの仕様により、入出力デバイス(A/Dコンバーター)のドライバーにAISOドライバーを使用し、モニターデバイス(再生)はWASAPIにて接続する必要が有ります。ただし、BackendとしてNetwork AudioAdaputerが使用できますので、他のPC上でASIO接続されたPCへのNAAレンダラーでの再生は可能です。Mac、Linuxは入出力ともネイティブドライバーでの接続が可能です。

Desktop4                 Pro 4



UI比較

従来のライブラリー登録方法も踏襲していますが、ブラウズメニューからエクスプローラーなどから
直接フォルダー指定する事が可能で、CDやライン入力時の周波数を選択する事ができます。
Desktop4との違いは、録音、ファイルコンバートの為のディスティネーションファイル指定やフォーマット
指定のの項が増え、保存時のファイルフォーマット選択が追加されています。Desktop4でのPCM,SDMの選択は
各々PCM(N/O)、SDM(N/O)モードを選択でき、モニターへの音声出力を遮断する事ができます。

4Pro UI


保存ファイルフォーマット


入力モード切替


Desktop4 UI


Proには入力レベルメーターが装備され、入力ソースの音量調整に役立ちます。




録音事例

例) サーバー容量の関係でFLAC保存 (録音はProを使用)

1970年代にすり減るくらい聞いていたレコードから録音
https://www.icat-inc.com/musictest/leo-x1.flac

同じく1970年台、SONYカセットデンスケと収音マイクを担いで生録したかカセットテープからSLサウンド
https://www.icat-inc.com/musictest/sl-x.flac